管理栄養士国試対策アプリ、結局どれがいいのか【2026年最新版・無料/有料】
管理栄養士国試対策アプリ、結局どれがいいのか【2026年最新版】
2026年10月14日 調査・更新
「管理栄養士 国試 アプリ」で検索すると、かなりの数が出てきます。実際、App Storeで「管理栄養士 国家試験」を検索すると、名前に「管理栄養士」が入るアプリだけで20本以上が並びます。ただし評価が100件を超えるのは2本だけで、どれが実際に使われているのか見分けがつきません。
この記事では、2026年10月14日時点で実際に入手できることを確認した5つを、収録年数・料金・最終更新日といった確かめられる情報でそろえて並べます。
この記事の選び方(先に書いておきます)
取り上げる基準は2つだけです。
- 2026年10月14日時点で入手できる(App Storeの公開ページ、または公式サイトが応答する)
- 評価が一定数ついている、または直近で更新されている(=実際に使われている/手入れされている形跡がある)
機能の説明は、各サービスの公式サイトとApp Storeの説明文に書かれている内容です。5つすべてを筆者が使い込んで採点したものではありません(aiyolabは自社サービスです)。使い心地は人によって変わるので、気になったものは無料のうちに触ってみてください。
一覧(2026年10月14日時点)
| 形式 | 過去問の収録 | 料金 | 最終更新 | ストア評価 | |
|---|---|---|---|---|---|
| カコモンズ | Webサイト | 第25〜40回(16回分・第36・37・40回などは一部準備中) | 無料(別途 有料教材ショップあり) | — | — |
| グッピー | アプリ | 5年分 | 無料 | 2026-04-06 | ★4.5(618件) |
| コクシメイク | アプリ | 回次別(30試験対応の1つ) | 無料・広告なし | 2026-09-04 | ★4.6(45件) |
| 管理栄養士|資格試験対策アプリ | アプリ | 記載なし | 無料+追加問題は有料 | 2026-07-25 | ★4.4(424件) |
| aiyolab | Webアプリ | 第28〜40回(13年分・2,600問) | 演習は無料/AI機能に無料枠 | — | — |
料金・最終更新日・評価は、2026年10月14日にApp Storeの各アプリのページで公開されていた値です(カコモンズとaiyolabはアプリではないため「—」)。評価の件数は、文章のレビューではなく星の評価の数です。
先に結論
- とにかく多く、無料で解きたい → カコモンズ(16回分を無料で。解説つき、直近の回は一部準備中)
- スマホで過去問を周回したい → グッピー(全問正解するまで繰り返すモードあり)
- 広告もアカウント登録も避けたい → コクシメイク(すべて無料・広告なし・登録不要とされています)
- 解いていて出る「なぜ?」をその場で潰したい → aiyolab(選択肢ごとの理由と「ひっかけ」、AI解説は出典つき、用語のふりがな/タップ解説)
- 就活も並行したい → グッピー(求人・スカウト・適性検査が同居)
カコモンズ:収録の多さと解説で選ぶなら
カコモンズ(旧Nスタディ)は、過去問を回別・科目別に解けるWebサイトです。第25回から第40回までの16回分が公開されています。ただし2026年10月時点で、第37回は問1〜50、第36回は問1〜160、第40回は問1〜152までで、残りは「準備中」です(第25回にも未掲載の問題があります)。過去問と解説はログインも課金もなしで読めます(別途、書き込み用に再編集した過去問などを扱う有料の教材ショップがあります)。
実際に第40回の設問ページを開くと、選択肢ごとに「なぜ正しいのか」「なぜ間違っているのか」が個別に書かれていて、正答には根拠が添えられています。正解を覚えるだけでなく理解しながら進められる作りです。
弱点は、アプリではないのでプッシュ通知がないこと。自分から開かないと勉強が始まりません。また2026年9月時点では、AIによる追加解説や質問機能は見当たりませんでした。解説を読んでもピンとこなかったら、自分で教科書を引くことになります。なお科目別に横断して解けるのは直近5年分で、それより前は回ごとに解く形です。
グッピー:スマホで周回するなら
「管理栄養士 国家試験&就職情報【グッピー】」は、医療・介護の求人サイトを運営する株式会社メドレーのアプリです。ストアの説明によると、5年分の過去問を収録し、**全問正解するまで繰り返す「サーキットモード」**が中心の設計。会員登録すると年度別・分野別・苦手な問題に絞る「カスタムモード」が使えて、付箋を付けた問題だけ復習することもできます。
評価は618件で★4.5と、この分野では最多クラスです。運営が企業で、就職情報(求人検索・スカウト・適性検査)が同じアプリに入っているので、国試と就活を同時に進めたい人には都合がいい構成です。
弱点は収録が5年分で、古い回まで遡れないこと。最終更新が2026年4月なので、直近の出題傾向の反映を重視するなら確認が要ります。
コクシメイク:広告もアカウント登録もなしで
「コクシメイク」は、管理栄養士を含む30の試験(医療系の国家試験を中心に、調理師・衛生管理者なども含む)に対応したアプリです。ストアの説明では、すべて無料・広告なし・アプリ独自のアカウント登録も不要とされています。回次別の演習、間違い/苦手の絞り込み、暗記カード、自作テストなどが入っています。
特徴的なのが、手元のPDFや写真を取り込んで自分の問題集にする機能。説明文には「読み取りと問題抽出は端末内で処理し、解析のためにPDFや写真を外部サーバーへ送りません」と明記されています。学校のプリントを取り込みたい人には向きそうです。
弱点は、30試験に対応する汎用アプリなので、管理栄養士に特化した作り込みではないこと。評価は45件で★4.6、2026年9月4日に更新されています。
管理栄養士|資格試験対策アプリ:項目別に絞って解くなら
SAKURA LLCの「管理栄養士|資格試験対策アプリ」は、項目別・レベル別に範囲を絞って演習できるアプリです。間違えた問題だけの復習、しおり、ランダム出題のテスト、学習履歴からの復習がそろっています。評価は424件で★4.4、2026年7月に更新されています。
注意点が2つ。ストアの説明に**「追加問題を購入することでより多くの問題を学習でき」**とあり、無料で解ける範囲には限りがあります。また、収録している過去問が何年分なのかが説明文に書かれていません。どこまで解けるかは、入れてから確認することになります。
aiyolab:解説の作り込みと用語の読みやすさで選ぶなら
aiyolabは、管理栄養士・栄養士向けの国試対策とAIチャットを1つにしたWebアプリです(このブログを書いているサービスです)。収録しているのは第28回から第40回までの13年分・2,600問。過去問を解くこと自体は、無料のまま問題数の上限がありません(複数の回・科目をまとめて選ぶ出題は、無料プランでは1回のお試しまでです)。

問題文の難しい用語にふりがなが付きます。点線の語はタップするとその場で意味が出ます
収録の年数だけで言えばカコモンズの方が多いので、「とにかく古い回まで遡りたい」ならそちらが向いています。aiyolabの違いは、解いたあとにあります。
解答すると、選択肢ごとに「なぜ違うのか」の理由と、「ひっかけ」=出題者が何で引っかけようとしているかが出ます。これは2,600問中2,598問に付いています。

「ひっかけ」の例:「有害物質=食材由来という浅い連想から、魚介類の腐敗をDON発生源と誤認させる手口。実際はカビ毒=穀類という固定関係を問う問題」
それでも解消しない疑問は、その場でAIに聞けます。食事摂取基準などの資料を参照して回答が返り、回答の文ごとに番号が振られて、根拠にした資料の該当箇所を一覧で開けます。教科書を閉じたまま次に進めるのが利点です。
もう一つは、問題文の読みやすさです。難しい用語にふりがなが付き、用語をタップするとその場で意味が出ます。国試の問題文は読みにくい漢語が多いので、読み方で止まらずに進められます。
弱点も書いておきます。無料プランにはAI解説が1日3回、AIチャットが1日3回、チャットの会話履歴の保存が10件までという上限があります。1日にがっつり使うと上限に当たります(Proは月980円(年額9,800円)で、AI解説30回/日・チャット10回/日・会話の保存は無制限)。過去問を解く部分は無料のままですが、AIを使い込む日は有料プランが前提になります。
また、AIの回答は出典つきとはいえ参考情報です。最終的には教科書やガイドラインで裏を取る前提で使うのが安全です。
選ぶときに気をつけたいこと
新しいアプリが急に増えています
2026年に入ってから、管理栄養士国試のアプリが立て続けに出ています。App Storeの検索(Apple公式の検索APIで確認)では、名前に「管理栄養士」が入るアプリが20本以上あり、その過半は2026年に公開されたものです(2026年10月14日時点)。
- 評価が100件以上あるのは2本だけ(グッピー618件、管理栄養士|資格試験対策アプリ424件)
- 残りの多くは評価が数件以下で、判断材料がほとんどありません
名前は似ていますが、中身も運営も別です。
見分ける手がかりは3つあります。
- 評価の件数。0件は「まだ誰も評価していない」だけで悪いとは限りませんが、判断材料がありません
- 最終更新日。1年以上更新が止まっているものは、法改正や新しい回の追加が反映されていない可能性があります
- 収録範囲がストアの説明に書いてあるか。「何年分あるのか」を書いていないアプリは、入れてから確認することになります
サービスは黙って消えます
アプリや学習サイトは、告知なしに配信が止まることがあります。実際この記事でも、以前に紹介していたアプリが1本、今回の調査(2026年10月14日)でも入手できないままでした。
国試の勉強は1年がかりです。主軸にするものは、更新が続いているかどうかを一度見ておくほうが安全だと思います。ストアの「最終更新日」と、公式サイトが今も動いているかを見れば、だいたい分かります。
使い分けの考え方
一つに絞る必要はありません。時期で使い分けるのが現実的です。
基礎固めの時期は、カコモンズで科目ごとに問題を解き、解説を読んで理解を深める。読んでも腑に落ちなかった論点だけ、aiyolabのAIに聞いて根拠まで降りる。
通学中などのスキマ時間は、グッピーやコクシメイクで周回する。手が空いていない時間を演習に変えられます。
直前期は、aiyolabで苦手分野を解き直し、引っかかった所をその場で潰す(複数の回・科目をまとめて出題する機能は、無料では1回のお試しまでです)。古い回まで遡りたくなったら、カコモンズの第25回〜第27回を足す。
まとめ
ここで挙げた5つは、2026年10月14日時点で入手できることを確認したものです。表の数字(収録年数・料金・最終更新・評価)は、各サービスの公式サイトとApp Storeの公開ページで同日に確認しました。数字は変わるので、気になったら自分で最新を見てください。
どれも無料で始められるので、まず2つか3つ触ってみて、自分が続けられるものを主軸にするのがいちばん早いと思います。